家具の簡単なお手入れの方法(ソファ・チェア編)

こんにちは。

インテリアあんず店長ブログにようこそお越し下さいました。

暑い日が続いていますね。
お盆の時期は地域によって様々ですが、
今週がお盆休みという方も多い事と思います。

さて、お休み中ふとお部屋の中を見回した時にお部屋や家具の汚れが気になって、
ついついお掃除を始めてしまう、といった事はありませんか?

お掃除されるついでにちょっと家具のお手入れしていただくと
家具はとても長持ちしますし、ぐっと味わい深い色合いになってくるものもあります。

とはいえ家具に合ったお手入れ方法でなければ、
かえって家具を傷めてしまうことにも繋がりますし、
一方で取扱説明書で方法を確認しながらお手入れ、
というのはかなり骨が折れると思います。

実はほとんどの家具は、ポイントを押さえていただくだけで、
簡単にお手入れしていただくことができます。

そこで、これから何回かにわたって、
「家具の簡単なお手入れの方法」をご紹介させていただこうと思います。

さて初回の今日は、ソファ・チェアのお手入れについて取り上げてみます。

[木製部分のお手入れ]
うっすら埃が付いたくらいの軽い汚れは、柔らかい布でさっと乾拭きしてください。

乾拭きで汚れが取り切れない場合は、中性洗剤をお湯で薄めたものをつけてさっと拭き取り、
数回よく水拭きして、最後に柔らかい布で乾拭きしてください。
なおツヤが消えてしまったり色ムラやシミの原因になったりすることがありますので、
化学雑巾は使用しないでください。

また万一、虫食いの穴などの虫害を見つけた場合は、すぐに殺虫・防虫処理をして下さい。

[布張地のお手入れ]
掃除機で埃やゴミを吸い取った後、柔らかいブラシでブラッシングしてください。
この時、掃除の吸い口は丸ブラシにしていただくと効果的です。

飲み物・食べ物などの汚れは、中性洗剤をお湯で薄めたものを吸水性のある布につけて硬く絞った後、
優しく汚れを拭き取り、最後に乾拭きしてください。
この時、汚れを家具の布地から拭き取り布に移すつもりで、優しく拭き取っていただくことがポイントです。
なお、毛足のあるパイル織りはパイルが起きない事がありますのでご了承下さい。

[革張地のお手入れ]
柔らかい布で軽く乾拭きしてください。

手垢などの軽い汚れは、硬く絞った蒸しタオルで拭き取った後、乾拭きしてください。
汚れが目立つ場合は、お湯で薄めた中性洗剤をつけて汚れを落とした後、
固く絞った蒸しタオルで洗剤分をよく拭き取り、自然乾燥させてください。
この時、汚れ部分だけではなく、汚れの周囲もまんべんなく拭いていただくことがポイントです。
素上げ調仕上げの革は吸収率が高く、シミの原因になりますので乾拭きのみに留めてください。

ツヤが消えてしまったり色ムラやシミの原因になったりすることがありますので
化学雑巾は使用しないでください。

革製品を長く使っていただくためには、
直射日光や、エアコンの吹き出し口などの熱が加わる場所を避けて頂き、
年に数回、市販の革製専用のクリームで拭いていただくことで
ひび割れなどの革の劣化を抑えることができます。

なおビニール製品などを長時間重ねたままにしてしまうと変色の原因になりますのでご注意ください。

[合成皮革のお手入れ]
柔らかい布で軽く乾拭きしてください。

飲み物や食べ物の汚れが付いた場合は、お湯で薄めた中性洗剤で軽く拭き取り、
乾拭きしてください。
ビニール製品などを長時間重ねたままにすると、変色の原因になりますのでご注意ください。

いかがでしたでしょうか。
今日は、「家具の簡単なお手入れの方法(ソファ・チェア編)」
をご紹介させていただきました。

こだわりのお部屋は、愛着のある家具に囲まれて気持ちよく過ごしていただければこそと思います。
お部屋づくりのご参考にしていただけたようでしたら幸いです。

 

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