お部屋の模様替えを成功させるポイント

こんにちは。
インテリアあんず店長ブログにようこそお越し下さいました。

日中も過ごしやすくなり、すっかり秋の雰囲気ですね。
朝晩が急に肌寒くなりびっくりされている方もおられるのではないでしょうか。

気温の変化が大きくなってくると、
衣替えやお部屋の模様替えの時期ですね。

一口にお部屋の模様替えといっても、
カーペットの入れ替えなどをされる方や家具のレイアウトも変えられる方、
この機会に古くなってきた家具の買い替えもお考えの方までいろいろな方がおいでのことと思いますが、
満足いく模様替えにしていただくまで、何度も試行錯誤を繰り返される方もおられるかと思います。

例えば、
頑張ってお部屋の模様替えをしたのにお部屋にイマイチ満足できない、
という経験をされた事はありませんか?

お部屋の模様替えは上手にご活用いただければ、
ご満足のいくお部屋に近づけていただくことができますが、
上手くいかない場合は日々フラストレーションが溜まってしまう事にもつながりますので、
あなどれません。

そこで本日は、
「お部屋の模様替え」を成功させるためのポイントについて
ご紹介させていただこうと思います。

細かな部分のご説明は後日のブログでご紹介させていただきますが、
今回最も重要なポイントの部分をご説明させていただきますので、
最後までお付き合いいただけますと幸いです。

 

模様替えを考える時の2つのポイント

まずお部屋の模様がえの際に意識していただく事は2つあります。
それは、
”機能(生活のしやすさ)” と ”デザイン(お部屋の雰囲気)”
です。

これは、模様替えでどのような事をされたいかという、
アイディアの部分でとても大切になってきます。

 

生活のしやすさ(機能)

今の秋冬への模様替えで申しますと、
気候の変化によって、カーペットを敷かれたり
テーブルをこたつに変更されたりといった事にあたります。

機能面で大事な事は、
お部屋が望んだ機能を果たす事に加えて、
それぞれのお部屋が上手くつながりを持って機能しているか、
つまりご自身のライフスタイルに合う形になっているか、
がポイントです。

例えばダイニングで家族団らんをされる場合では、
●ダイニングの場所(家族が行き来する場所に位置しているか)
●家具のサイズ(家具の大きさや通路の広さは十分か)
● 〃  レイアウト(集まりやすく配置されているか)
などが重要になってきます。

例えば、
食事を作るところ・食事をするところ・リラックスしてくつろぐところ・寝るところ、
とそれぞれ場所を具体的にイメージしていただくような感じです。

少し細かいようですが、前もって今までの生活パターンを思い返していただいて、
模様替えいただいた後に、具体的にどのような生活になるのかを
一度ご想像いただくことがご満足ゆく模様替えの第一歩になります。

特に、今まで1つのスペースでお使いになられていたお部屋を、
リビングエリアとダイニングエリアの別々の空間としてお使いになられる場合、
例えば、リビングダイニングとして使われていたスペースを、
リビングエリアとダイニングエリアで分けてお使いになられるような場合は、
家具のレイアウトの仕方を変更した方が良かったり、
家具を買い替えされた方がお部屋の雰囲気にマッチする事がありますので、
少し時間を取って頂いて色々な想像を膨らませていただければと思います。

 

お部屋の雰囲気(デザイン)

しっかり機能を果たせるとしても、
お気に入りのデザインのお部屋で過ごされるのと、
そうでないデザインのお部屋で過ごされるのとでは
満足度合いが異なります。

例えば、
ホワイト家具(=白家具)と呼ばれる真っ白でクラシカルな欧風デザインの家具があります。

このホワイト家具のデザインに惚れこまれた方が、
お気に入りのホワイト家具に囲まれて過ごされる場合と、
純和風のお部屋で過ごされる場合とでは
ご満足いただける度合いが異なってくることはご想像いただけると思います。

ホワイト家具以外に主なものだけでも
以下のようなデザインのものがあります。

●ナチュラル
●モダン
●和風
●和モダン
●カントリー
●クラシカル
●北欧
●インダストリアル

 

ポイントを活かすコツ

この機能とデザインの2つのポイントを意識していただきながら、
どちらか一方ではなく、2つのバランスをとって頂くことが、
ご満足いただける模様替えにしていただくコツになってきます。

いい雰囲気のお部屋のはずなのに、何だか疲れてしまう(機能面の不足)とか
生活はしやすいけれど、何だかお部屋がパッとしない(デザイン面の不足)といった場合は、
機能面とデザイン面の崩れていたバランスを戻すような感覚で、
模様替えをご検討頂ければと思います。

いかがでしたでしょうか。
今日は、「「お部屋の模様替え」を成功させるための大事なポイント」
についてご紹介させていただきました。

満足いくお部屋で毎日を過ごされる事は日々の活力にもつながります。
長くなってしまいますので、今回はこの辺りにさせて頂き、
家具をご選定いただく時の基準や各デザインのお話については、
次回以降にご紹介させて頂こうと思います。

皆様のこだわりのお部屋づくりの参考にしていただけましたら幸いです。

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家具の簡単なお手入れ方法(シェルフ編)

こんにちは。
インテリアあんず店長ブログにようこそお越し下さいました。

本日も引き続き、
「素材に合わせた家具の簡単なお手入れの方法」を
ご紹介させていただこうと思います。

 

今日は、「素材に合わせた簡単なお手入れの方法(シェルフ編)」
をご紹介させていただきます。

家具はポイントを押さえたお手入れをしていただくととても長持ちしますし、
木製のものは色合いに深みが出てきたりすることもあります。
お休みの時など気が向いた時に家具のお手入れをしてみて下さい。

 

さて、お手入れをしていただく時に、シェルフが他の多くの家具と違う点が1つあります。
それは、”棚板に物が収納されている”という点です。

実は意外と棚板には埃が積もりやすいのですが、棚板に並べている収納品を移動させてお手入れするのは手間がかかりますので、ついつい収納品を移動させないでお手入れしてしまったり、棚やシェルフ自体のお手入れを後回しにしたくなってしまいたくなることも多いと思います。

ですが、棚板も含めてしっかりお手入れしていただくと、お手入れ後のシェルフの印象がスッキリとして全く違う事を体感いただけると思いますので、ひと手間をかけてお手入れしていただくことをお勧め致します。

棚板のお手入れ

・軽い汚れ
収納物を移動して、柔らかいクロスで軽く乾拭きして下さい。

・埃や汚れが目立つ場合
硬く絞ったクロスで拭いて下さい。
その後、柔らかいクロスで乾拭きして下さい。

※収納物を戻される時に、収納物の使い勝手やインテリアとしての見栄えなどで収納物を並べなおしていただく機会にしていただければ、いつも使いやすくオシャレなシェルフとして気持ちよくお使い頂けます。

 

それでは次に、
素材に合わせたお手入れ方法をご紹介させていただきます。

シェルフは前回ご紹介させていただいたテーブルと同じく、
ガラス戸入りのモダンな整理棚からクラシカルな木製の水屋まで多くの種類があるものの、素材ごとのお手入れ方法は基本的にテーブルをお手入れ頂く方法と同じです。

ただしシェルフは、ガラスと木材、スチールなど複数の素材が組み合わされている事がほとんどですので、1つのシェルフであっても、素材が異なる部分は素材に合わせてお手入れ方法を変えていただくことがポイントになります。

少し手間をかけていただくことになりますが、素材に合わせたお手入れをしていただければと思います。

 

ガラス部分のお手入れ

ガラスは、ほこりや指紋が目立ちやすい素材ですが、
一方でお手入れしていただくことでとても印象が良くなります。
なお傷に弱いので、お手入れしていただく際はあまり力を入れすぎないようにご注意下さい。

・軽い汚れ
クロス(可能ならマイクロファイバークロス)で水拭きした後、
乾いたクロスで乾拭きをして下さい。

・水拭きでとれない汚れ
クロスにアルコールスプレーを吹きかけて拭き取った後、
乾いたクロスで乾拭きをして下さい。

・油汚れなどのしつこい汚れ
ガラス用洗剤を吹きかけてしっかり拭き取った後、
乾いたクロスで乾拭きをして下さい。

 

木製(オイル仕上げ)部分のお手入れ

オイル仕上げ家具
オイルを塗るというシンプルな処理の為、傷や汚れが付きやすい一方でメンテナンスは難しくありません。

・軽い汚れ
柔らかいクロスを硬く絞って汚れを拭き取った後、
木工用オイルを塗り、しばらく物を置かないようにしてしっかり乾燥させてください。

・しつこい汚れ
#400くらいのサンドペーパーで表面を削った後、
(非常にしつこい汚れは、先に目の粗い#120くらいのサンドペーパ-で削って下さい)
蜜蝋ワックスをまんべんなく塗り伸ばし、馴染むまで10分間そのままにしてください。
その後乾いたクロスで余分なワックスを拭き取り、しばらく物を置かないようにしてしっかり乾燥させてください。

油分は徐々に揮発するため次第にツヤが褪せていきますので、
ツヤが褪せてきた場合はオイル・ワックスを塗りなおしてください。

 

木製(ウレタン仕上げの棚板など)部分のお手入れ

ウレタン仕上げ家具
表面にウレタン樹脂を吹き付けてコーティングしています。
見た目もツヤツヤで手触りはツルツルしており、傷や汚れ、耐水性にも優れ、
さっと乾拭きか水拭きするだけで大抵の汚れが取れます。
お手入れは簡単なのですが、一度塗装に傷がついてしまうと目立ちやすく、
修理しにくいという一面もあります。

・軽い汚れ
柔らかいクロスを硬く絞って汚れを拭き取った後、
乾いたクロスで乾拭きをして下さい。

・しつこい汚れ
中性洗剤を薄めた洗剤液にクロスを浸して固く絞って水拭きした後、
乾いた布でしっかり拭き上げて下さい。

 

木製(突板の天板・合板の棚板など)部分のお手入れ

突板(つきいた)家具
薄い木のシートを張ったベニヤ板(=突板)を接着して作ります。
土台はMDF、集成材、ベニヤなどでできた芯材が使われているので、
無垢材家具よりも軽くて扱いやすく安価ですが、表面が剥がれると修繕が必要になります。

・軽い汚れ
柔らかいクロスを硬く絞って汚れを拭き取った後、
乾いたクロスで乾拭きをして下さい。

・しつこい汚れ
中性洗剤を薄めた洗剤液にクロスを浸して固く絞って水拭きした後、
乾いた布でしっかり拭き上げて下さい。
※メラミンスポンジなどはつやが変わってしまう事がありますので使用は避けて下さい。

 

メタル(ステンレス)部分のお手入れ

・軽い汚れ~汚れが目立つ場合
普段のお手入れは柔らかい布で乾拭きしてください。

・表面の曇り
金属専用クリーナーまたはチューブ入りの歯磨き用ペーストをワックス布等につけて磨いた後、柔らかい布で乾拭きしてください。

 

メタル(スチール)部分のお手入れ

・軽い汚れ
柔らかい布で乾拭きするか、固く絞った雑巾で優しく拭き取って下さい。

・汚れが目立つ場合
※水垢や油汚れ・黒ずみなど
硬く絞ったクロスに中性洗剤を付けて優しく拭き取って下さい。
その後、乾いたクロスで仕上げ拭きをして下さい。

※シンナーやアルコール類の洗剤は油汚れに効果的なのですが、
スチール表面に施された塗装を溶かしてしまう可能性がありますので、使用は控えて下さい。
また表面に薬品が添付されている化学雑巾も塗装に影響が出ることがあるので避けて下さい。

メタル(めっき材)部分のお手入れ

・軽い汚れ
柔らかい布で優しく乾拭きして下さい。
表面に薬品が添付されている化学雑巾などは塗装に影響が出ることがあるので避けて下さい。

・汚れが目立つ場合
※乾拭きで落ちない場合
硬く絞ったクロスに100倍ほどに薄めた中性洗剤を付けて優しく拭き取って下さい。
その後、乾いたクロスで仕上げ拭きをして下さい。
汚れや水分が残っているとサビの原因になります。

・サビが発生した場合
市販の「サビ落とし」をご利用下さい。
ただし色落ちや変色の恐れがありますので、必ず目立たない部分で試してからご使用ください。

※表面に薬品が添付されている化学雑巾も塗装に影響が出ることがあるので避けて下さい。

 

いかがでしたでしょうか。
今日は、「素材に合わせたお手入れの方法(シェルフ編)」
をご紹介させていただきました。

長く愛情を持ってお手入れしていただくことで、
家具はいろいろな思い出の詰まったインテリアになっていきます。

家具に合ったお手入れをしていただくことで、
こだわりのお部屋づくりの参考にしていただけましたら幸いです。

 

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